Good&New 湘南 住まいのスタッフブログ

こんにちは。
湘南・茅ヶ崎エリアを中心に、
注文住宅・リフォームに取り組み続け、
２０１５年に４９年目を迎えております
株式会社　久保田工務店におきまして、
ホームページの更新を担当している久保田剛広（たかひろ）です。

先日、父との会話の中で、
最近、ある先生の取り組みで、
生徒さんたちに、
スマホで調べることを禁止して、
紙の辞書で調べるようにしていることが、
話題になっているという話を聴きました。

その話を聴きながら、
紙を通して学べることと、
ネットを通じて学べることの違いについて、
考えさせられました。

普段、住まいに関わる仕事の中でも、
紙に印刷されている図面や見積から得られる情報と
同じ内容であってもネットやデジタルの図面や見積から得られる情報に
何となく違いを感じています。

何かの本で読んだのですが、
そのうち、紙でできた本は、高級品になるという内容のことが書かれてあり、
今、紙情報とデジタル情報の違いを何となく感じている自分にとって、
ちょっと、ショッキングな内容に思いました。

じっくり、集中して読み、
全体を噛みしめながら学ぶ。情報を得る。

そのような取り組みが、
デジタル情報では、できにくい気がしています。

住まいに関わる図面や見積も、
デジタル情報では、
なんとなく軽いと感じてしまいます。

せっかく、時間と労力をかけて作成された図面や見積が、
軽く感じられてしまう。

何となく、つらく、さみしい思いをしてしまいます。

デジタル情報になれていまっている世代は、
このようには感じていないのかもしれません。

もしかしたら、紙の情報の重みが、
とてつもなく重いものに感じられてしまうのかもしれません。

幸か不幸か、紙の時代を経験している私自身の感覚は、
話題となっている先生の取り組みを、
すんなり受け入れることができそうですが、
生徒さんたちにとってみれば、
未体験ゾーンのお話。

きっと、生徒さん達だけでなく、
取り組まれている先生にも、
忍耐が必要だろうと考えます。

紙を通じて学べることと、
ネットを通じて学べることの違いについて、
父との会話から、考えさせられました。

紙とネット。皆さんはどのように日々、感じられていますか？