Good&New 湘南 住まいのスタッフブログ

先日、東京で、初めてとあるカフェに入りました。
有機栽培のコーヒーを頼み、しばらくテーブルで待つ間、ふと天井を見上げました。
ライティングレールが使われ、テーブルの配置、展示などの変更に合わせ、
照明の位置を変えられるように作られていました。
受け取ったコーヒーを飲みながら、
箱根の宿で、天井にレールがつながっているロールスクリーンの間仕切りの事を思い出しました。
夜、初めてその宿で食べる夕飯。
２人用と大人数用のテーブルが、そのロールスクリーンによって、
柔らかい雰囲気で、でも、しっかりしたプライベート空間が、創りだされていると感じました。
宿泊する人たちの構成によって、
ロールスクリーンの位置を変え、プライベートな空間の広さを変更できる。
同じレールでも、そのレールが照明に使われるのか、
ロールスクリーンに使われるのかによって、
役割を変えていくのだなと、ちょっとした気づきがありました。
レールを使うことによって、
同じ住宅設備で、同じ空間であっても、
空間の雰囲気を自在に変えることができる。
そのようなお金のかからない模様替えにもつながると考えながら、
有機栽培のコーヒーを味わっていました。
#ldk 仕切り
久保田剛広