Good&New 湘南 住まいのスタッフブログ

先日、有名コーヒーチェーン店で、久しぶりに抹茶ティーラテを飲みました。
きっかけは、そのチェーン店の海外にある１号店を訪れた方からのお話を聴いていたことと
地元商店街のお買いもの券を取り扱っていたこと。
普段、なんとなくゆっくりできなそうな感じがして、
なかなか店内に入る機会が少なかったので、
今回、店内でかかっている音楽、ソファー、照明、内装の色づかい、床タイルの素材感、
ロールスクリーンの使い方など、じっくり観察してみることにしました。
たまに、お店の前を通り過ぎる時、店頭に置いてある看板に、
地域密着を意識していると感じるメッセージが記されていると思っていたのですが、
店内の雰囲気、店員さんの試行錯誤の様子を見ていると、
そういった努力を重ねて、今、ここにあり続けているのだなあと、なんとなく感じました。
海外発で、世界的にも有名なチェーン店であっても、
地域密着、地元とのつながりということを、とても意識している姿勢に、
自分自身が住まいと関わっている仕事に、何か、取り入れることができる要素はないかと
より深く観察してみようと思いました。
でも、やっぱりなんとなく落ち着きを感じることができず、
混んで、行列ができている状況でもあったので、
また今度、来てみようと思い、ソファーから立ちあがり、お店を出ました。
まだ、仕事をはじめて間もないと思える店員さんが、わざわざ、出口まで見送りしてくれたことが
最後の驚きとなりました。
普段、お店の外からでは分からない、ちょっとした取り組みの積み重ねの一端を、
少し垣間見ることができた気がしました。
久保田剛広