湘南・茅ヶ崎で創業。 これまで58年間、住まいづくり・リフォームに取り組む工務店

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たくさんの絵画がある空間の中を、何度も行き来していたのに、気づくことができなかった…

2022/08/26

攻めている絵。

先日、初めて訪れた場所で
多数の絵画が飾られている
ことに、ふと気づいた途端、
お母さんが
娘さんに
「こういう
 攻めている絵が
 好きなんだよ」
という会話が
耳に入ってきました。

その空間は
その日、
何度か行き来を
していたのですが、
絵画の存在に
意識が向かう状況では
ありませんでした。

その日の目的だった事に
目途が立ち、
それまでそのことに
意識が集中していた状況から
解放されたことで
視野が広がったように
感じました。

そういう気もちで
改めて
その何度か行き来した
空間を見回してみますと、

結構な大きさの絵画が
いくつも飾られているという
現実に気が付きました。

それまでは、
景色でした。

発見されなければ、
何も始まらない。

「攻めている絵」
という言葉は、

その絵を見て、
私が浮かべられる言葉では
ありませんでした。

でも、
娘さんに対して
何気なく話しかけている
そのお母さんの
優しさのようなものを、

攻めるという言葉とは
裏腹に
感じました。

たくさんの絵画がある
空間を、何度か
行き来しても
気づけなかった
自分の状態。

絵画は
そこに飾られているだけで、
そこにあるということを
発信している訳では
ありません。

もしかしたら、
その親子の会話が
絵画からの発信だったの
かもしれません。

何度か私が
その空間を行き来していた
時間帯には、
まだ人が少なく、
会話が生まれる要素もなかったので、

絵画の存在に気づかず、
通り過ぎていたようにも
思います。

存在のアピール。

商品・サービスを提供する
仕事の場面では、
発見されなければ、
何も始まりません。

これから重要度が増してくる
要素の一つとして、
絵画=アート、
人文知、
感性といった
言葉に意識を向けて、
2022年を過ごすように
しています。

そういう中で、
「攻めている絵」
という言葉をきっかけに、
たくさんの絵画がある
空間にいたことに
改めて気づく。

今回の出来事は
今の自分にとって
どんな意味があるのか?

そんな問いを立てながら、
今回の外化を進めてみました。
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