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お風呂のイスの高さ、紙のカタログの良さ、そして、人間らしさを担うという２０２３年…

2023/02/18

お風呂のイスの
高さについて考える。

普段、
自分が
買い物をするときの
行動に
目を向けるように
しています。

最近は、
価格よりも
サイズ感に
目が向くように
なりました。

何か
以前に比べ
サイズが
小さくなったと
感じる機会が
増えていることが
影響しているように
思います。

食にまつわる分野では、
価格をあまり上げることなく、
サイズを小さくするという
方向で、
見直しが
進められている
ケースが
多いですが、

住にまつわる分野では、
たとえば、
お風呂のイスの
高さを低くするといった
方向へはなかなか、
向かえませんので、

どうしても
価格上昇の
方向へと進みがち。

後は、
廃番という
形での見直しも
結構、あります。

カタログについても、
デジタル化の流れもあって、
紙のカタログは
激減しました。

あとは、
価格上昇のスピードが
まるで、
時価のもののように
安定しないケースも
ありまして、

これまでのように、
一年に一回程度の
紙のカタログの
改定では
間に合わないという
事情もあるようです。

ただ、
これまで
紙のカタログで
見慣れていたことも
あるのか、

デジタル化された
カタログは、

全体を
俯瞰して見るといった
使い方には
馴染まないと
感じます。

先程の
お風呂のイスの
高さもそうですが、

使っている
人間の側の
本質は、

デジタル化の
時代になったからといって、

そう簡単に
変わるモノではないので、

紙のカタログには、
紙のカタログの
良さ、使いやすさが
あると感じます。

こうした
デジタル化の
波のようなものが、

コロナ禍と
あいまって、
一気に、
世の中に
広まっています。

そういう時代だからこそ、
人間らしさを担う。

お風呂のイスの高さ、
紙のカタログの良さ、

一見、
何の関係も
なさそうですが、

人間との関わりの中で、
生まれ、
使いこなされてきたもの
という視点で見れば、
同じようなものとして
捉えることができそうです。

人間らしさを担う。

こうした
一致点を元にして、
２０２３年の
基本方針の一つとして、

この
人間らしさを担う
ということに目を向け
前進してゆこうと
考えています。
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