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ある方のお悩みから、「できる範囲のこと」という言葉が思い浮かび、実は自分も取り組ん…

2023/04/23

コストや組織内のルール
などが制約になり、
やりたいことが
できないのでは？

そんな風に
ある方からの
お話を聞きながら
感じることがありました。

少し時間を置いて
その方に、
そうした制約のなかでも
できる範囲のことを
少しずつやっていっては
いかが？
という言葉がけを
してみました。

できる範囲のこと。

私自身もその後、
別の場面で
できる範囲のことに
取り組んでみました。

時間的な制約も
あったのですが、
自分が想定していた
状況よりも
少し改善したように
感じました。

もう、
その取り組みを
できる範囲で
コツコツと進めて
数年を経過しているのですが、
ほとんど何も
取り組みをしていない
状況とすぐ比較できる
環境でもありまして、
その差が
明らかだと
直感的にも
理解することが
できます。

私がコツコツと
できる範囲で
取り組んでいること
自体は、
お金という形で
直接的に
利益をもたらして
くれるものでは
ありません。

ただ、
全く違う業種・業態の
ある経営者さんが
取り組まれていることと
似ているものを
いつも勝手に感じています。

全体のつながりの中で
考えてみますと、
自分自身が
できる範囲で
コツコツと
数年に渡って継続している
ある取り組みが
点の一つとなって、
ある方の気もちに
作用する。

そのことが
きっかけの一つと
なって、
ある方が
その方のできる範囲で
別の取り組みをする。

そういう
目には見えない
ネットワークを
思い描くことで
そこに
系（システム）が
あると捉える。

まずは
できる範囲で
動くことによって
様々な点が
創り出され、
その点が
思わぬ形で
つながって線となり、
線と線がつながって
面となる。

例えば
生態系において
植物や動物は
目に見えるかたちで
存在していても、
食物連鎖の関係や
共存関係などは
目で見ることが
できません。

でも、
それらは
確かに
ひとつの関係性として
ある。

今回、
ある方のお悩みに
対して、
できる範囲のこと
という言葉が
思い浮かんだことの
背景について
考えつつ
外化を進めてみました。

また、
未来の自分への
気づきの記録にも
なりそうです。
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